自転車で遠出をするときに必携になるのが盗難防止用の鍵ですが、本格的なものになるとそこそこ大きく荷物になるのが困りもの。
私も丈夫さ重視で大きめの鍵を使っているのですが、重さも600g程度あるので大きな負担になっていました。
しかし、実際は複数人のライドだとお互いの自転車同士を鍵でつないだりするので、一人一人の鍵は大きくなくても大丈夫だったりします。そこで、今回はサブ鍵(?)的な使い方のできるコンパクトな鍵を買ってみました。
ということで、今回紹介するのはTIOGAのダブルループロックというワイヤ鍵です。コンパクトながら必要最低限の機能を持っているサブ鍵としてぴったりの鍵なのでした。
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コンパクトだけど機能はしっかり
この鍵のスペックですが、まず重量が217g(公称値)と鍵にしてはとても軽いです。しかし、その分ワイヤーの径はやや細めの4.8mmとなっています。
全長は2mと結構長いですが、付属のバンドでまとめてしまえば割とコンパクトに収まります(下写真)。
肝心のロック部分は4桁の暗証番号方式です。コンパクトさを売りにした鍵には3桁のものが多いですが、それに比べて単純計算で10倍強固ということになります。
3桁の1000通りに対して、4桁だと10000通りの組み合わせになるので、そう簡単には破られないでしょう。まぁ、ワイヤを切られたら元も子もないですが…(^^;)
ダブルループでしっかり守る
製品名にもあるように、この鍵はダブルループという方法で鍵をかけることができます。そのために、ワイヤの先端も輪っかの形になってます。
ダブルループというのは、鍵を取り回して前後に2つのループを作る方法です。この方法であれば前後のホイール両方にロックをかけられるので、より強固にロックできます。
文章だとあまりイメージできないと思うので、詳しくはTIOGAの公式サイトを見ていただくのが良いかもです。
もちろん、普通の鍵のようにシングルループでも使えるのでご安心を。
持ち運びに便利なケース付き
おまけ的な話をすると、この鍵には持ち運び用のケースが付属しています。
ケースというよりもパッケージそのものなのですが、鍵が入っていたボトルそのものがドリンクホルダーに装着できるので、そのまま持ち運べるようになっています。
ちょっとしたことですが嬉しい工夫です。また、ボトルには他の工具などを入れてツールケースとして使うこともできますよ(・∀・)
まとめ
何よりも重さが軽いので、少しでもライドの荷物を減らしたい方にはおすすめできる鍵です。
しかし、一般的な鍵と比べてワイヤの径がやや細いので、これ1本で完璧に盗難対策ができるとは思わない方が良いでしょう。私はあくまでも一時駐車用として考えています。
冒頭でも書いたように、複数人のライドでまとめて自転車を止めておくような場合では必要十分な鍵だと思います。使う局面に応じて鍵も使い分けていくのが正しい運用かもしれませんね(・∀・)
お手頃なサブ鍵を探している方は、是非見てみてはいかがでしょうか?
ではではノシ