前回の開封編に引き続き、今回は使用編です。手軽にバウンス撮影ができると評判の良いスピードライト「Canon 270EX Ⅱ」を実際に使ってみたいと思います(・∀・)
なお、私の手元ではリモート撮影やスレーブ機能を生かせる環境がないので、今回はあくまでも普通のストロボとしての使い勝手だけとなります。ごめんなさいm(_ _)m
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電源は単三電池2本
使い始める前に、当然ながらスピードライト自体にも電源が必要となるので、単三電池2本を電池ボックスに入れておきます。
このとき、電池を入れる方向がそれぞれで違うので注意が必要です。ちなみに、新品の電池使用時で約100~680回の発行が可能だそうです。(ずいぶんと開きがありますね…)
照射角度の調整がすごく便利
このスピードライトは割と安価なモデルでありながら、発光部の構造がかなりテクニカルでとても面白いです。
まずは基本スタイルである水平方向。カメラに対して正面に光を飛ばすことができます。ちなみに、この状態だとガイドナンバーは22となります。ガイドナンバーは単純に光の強さと考えればOKみたいです。
次に、このスピードライトの面白いところですが、発光部を前に引き出して使うこともできます。引き出すことで何が変わるのかというと、ガイドナンバーが22から27になります。通常に比べて、より強い光を出せるようになるわけですね。
そして、ここからが真骨頂。発光部を引き出した状態で、その角度を変えることができます。下写真のように完全に真上に向けることもできるので、バウンス撮影もできちゃいます(・∀・)
角度調整が段階的ということで微調整はできませんが、ストロボ初心者の私にとっては十分です。なによりバウンス撮影がしたくてこのスピードライトを買ったので、照射角度はそこまで気にしていません笑
実際に撮ってみた!
いよいよスピードライトを使って撮影をしてみます。カメラの撮影モードをオートにした上で、同じ被写体を撮ってみました。
スピードライトなし
まずは、スピードライトなしの場合です。しっかりディテールや上に被ったホコリまでも写せていますが、部屋の照明の影響で左目部分だけが強く光ってしまっています。また、全体的にちょっと無機質な感じです。
スピードライトあり
次に、発光部を真上に向けてバウンス撮影した場合です。スピードライトなしの場合と比べて、全体にまんべんなく光が当たっています。被写体の凹凸による陰影も柔らかくなったように感じますね。また、写真全体に暖かみも出るようになりました。
まとめ
手元の被写体で簡単に撮影してみただけですが、スピードライトのありなしではっきりと違いが出て驚きました。やっぱり光って大切なんだなと再認識させられました。
スピードライトの効果を高めるには、アングルやカメラの設定などにも気を遣う必要がありそうですが、何も考えなくてもある程度の効果は出るので、初心者でもけっこう楽しめると思います。
特に、バウンス撮影ができると物撮りやポートレイトでもぐっときれいに被写体を写せるので、そうした用途を考えている方にはおすすめです。逆に、写真に詳しくより細かく光をコントロールしたいという方だと、ちょっと物足りないところもあるかもしれません。
比較的安価であることがこの製品の魅力でもあると思うので、「スピードライトに興味はあるけど高い機種には手を出せない…」という方はぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
私ももっと、スピードライトの使い方を勉強したいと思います。
ではではノシ