最近は私の中でカメラ熱が再燃していることもあり、カメラを持ってお出かけすることも多くなったのですが、そのときの心配事といえば手持ち撮影時の落下対策です。
これまでは「Ninja Camera Strap」というストラップを使っていたのですが、常時ストラップを首に掛けるのがめんどくさい+意外とストラップがかさばるという理由で、なにか他の落下対策はないかと思っていました。
そんな中、手軽に試せる落下防止アイテムを見つけたので、ちょっと試してみることにしました。
ということで今回買ってみたのは、ハクバの「カメラグリップLH KGP-02」です。さて、初めて使うハンドグリップの感じはいかに。
ハンドグリップって?
ハンドグリップというのは、カメラに取り付けて使うグリップのことで、手首の付近に巻くような形で使います。もちろんカメラの落下防止としても使える上に、カメラを持ったときのホールド感が増すということで好んで使う人も多いようです。
グリップ本端はこんな感じ。表の質感は皮のような感じで安っぽい感じはしません。大きさ的には手の幅程度で、使用時には手の甲をしっかりと支えてくれそうです。
裏側は表側と違って、すべすべした感じの布製でした。直接肌に触れる部分なので、布製の方が良いのかも。
カメラに取り付けてみた
このカメラグリップはカメラの三脚穴とストラップ取り付け部を利用して固定するタイプになります。まず、三脚穴に取り付ける台座部分はこんな感じ。
ネジでくるくると取り付けるタイプですね。取り付けた状態でも三脚が使えるように三脚穴が掘ってあります。三脚を多用する人には嬉しいかも。
台座の裏には滑り止めのギザギザが掘ってあるので、一度取り付ければそう簡単にはずれません。ここら辺はちゃんと作ってあるな~という印象です。
そして、実際に取り付けてみたところがこんな感じ。台座が付いた分カメラの高さがアップします。そのせいでカメラを置いたときのバランスがかなり悪くなるので、短いレンズを付けていても自立は厳しくなります。また、台座を付けたままではバッテリーの交換もできなくなるので、そこだけはちょっと残念。
逆にグリップ部分は見た目的にもすっきりしていて収まりも良いです。ストラップよりも断然かさばらないのも良いですね。
使い勝手のほどは?
肝心の使い勝手のほどですが、落下防止の面では全く問題なく、手持ち撮影でも安心してカメラを持つことができました。ホールド感についてもハンドグリップがない場合と比べてアップしたと思います。
しかし、グリップでカメラと手が密着する形になるので、カメラの背面ボタンの操作がしづらくなってしまったのは予想外でした。グリップを緩くしても良いのですが、そうするとせっかくの安定感もなくなってしまうので、そこはトレードオフとなりそうです。
携帯性を第一にするならハンドグリップはかなり便利ですが、操作性をとるならストラップの方が良いかな?という感じです。また、カメラによっても使い勝手が変わってきそうです。
まとめ
今回はお試しでハンドグリップを買ってみましたが、良いところもあれば悪いところもあることが分かりました。
背面ボタンの操作が多いカメラの場合は、あまりハンドグリップの良さを感じることができないかもしれませんが、そうでないカメラの場合はかなり快適に使えると思います。
特にストラップ自体があまり好きでない人や、もっと手軽にカメラを持ち出したい人にはお勧めです。持ち出すときにカバンの中でストラップが絡まって…なんていう事態も防げます(・∀・)
後日談ですが、やっぱり自分はストラップ派かなと思っていた矢先、操作性とホールド感の両方を満たしていそうなハンドグリップを見つけてしまったので、いま乗り換えを計画中です。
この件については、また手に入り次第レポートしたいと思います。
ではではノシ