憧れの人生初ライカ「Leica Q2」を購入しました(使用編)

こんにちは。よっさん(@mono_diary)です。

前回の記事では憧れのカメラ「Leica Q2」の開封編をお届けしましたが、今回は使用編です。
購入から半年以上が経過し、旅行やスナップなどに持ち出して使ってきた感想をまとめたいと思います。

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画質が素晴らしい

まず感動したのはその画質の良さでした。絞り開放のボケ味も、絞ったときの解像感も素晴らしいと感じました。以下、作成を含めつつ紹介していきたいと思います。

絞り開放は優しい

下写真は絞り開放(F1.7)の作例です。ピント面は解像しつつも周辺にかけてはキレイにボケが出ているかと思います。変なイヤらしさがなく優しさを感じるボケ味が個人的には気に入りました。

夕方の撮影ということもあり、光量も不足気味になりがちのシーンですが、F1.7の明るさのおかげでノイズも少なく仕上がるのも嬉しいポイントですね。

絞ったときの解像感がすごい

続いては絞って撮影したとき(F3.2)の作例です。羽田空港のターミナルでの1枚ですが、構造物のディテールがとてもキレイに出てくれました。ブログ記事の横幅だとわかりにくいですが、PC上で等倍表示するとホントに細かいところまで解像していてびっくりしました。

絞り開放から少し絞っただけでここまで解像感が増してくれるので、明るさは確保したいけど解像感も欲しいという場面でも表現の幅が広がりますね。

マクロ撮影でテーブルフォトも◎

ライカのレンズといえば寄れないイメージがありますが、Leica Q2にはマクロモードも搭載されており、テーブルフォトなどの近接撮影にも対応しています。下写真は旅行中に立ち寄ったカフェでの1枚ですが、ラテアートの繊細さがしっかり描画されていますね。

風景のような遠景からテーブルフォトまで、幅広い場面でオールラウンドに活躍してくれるため、常に持ち歩きたくなるカメラです。

クロップで表現の幅が広がる

このカメラは28mmの単焦点ですが、クロップを設定することで35mm/50mm/75mmの画角で撮影することができます。

下写真は50mmクロップで撮影した紅葉の1枚です。28mmだと広く分余計なものも映りがちですが、50mmだと適度な広さで切り取れて便利でした。

クロップなので画素数は落ちてしまいますが、元々が4600万画素あるので50mmでも1600万画素程度は残りました。これならSNS投稿くらいは楽勝です。

RAWで撮っておけば内部的には28mm画角で保存されるため、後からクロップされた部分を復元することも可能です。これもクロップの恩恵の1つですね。

逆に使いにくい点は?

カメラとしての性能は抜群ですが、使い勝手という点では少し不便なところもあります。

バッテリーの取り回し

Leica Q2には充電/通信端子がなく、モバイルバッテリーなどの外部からの給電/充電ができません。そのため、旅行などの数日間の持ち出しでは充電器(または交換用バッテリー)の準備が必須です。

せっかくカメラの携帯性が良いのに、このせいで荷物が増えてしまうのはちょっとマイナスですね…。ただ、この弱点も後継機の「Leica Q3」では克服されておりうらやましい限りです。

ちなみに、バッテリーの持ち自体は悪くなく、丸1日くらいであればバッテリー交換なしでも大丈夫でした。

レンズキャップ落としがち

細かい点ですが、付属のレンズキャップが外れやすいです。金属製で高級感は抜群なのですが、使っている内に緩んできてカメラバッグの中ですぐに外れてしまいます。

ふとしたことでキャップが外れてレンズに傷が…という事態にならないか少し心配だったので、私はあとでサードパーティー性の革製キャップを買いました。

まとめ

いろいろ感想を書いてきましたが、総じて「素晴らしい」の一言に尽きます。

コンパクトデジタルカメラとしてはかなり高額なカメラですが、さすがはライカと思える画質には大満足でした。防塵防滴でもあるので、毎日持ち出してハードに使っても十分に答えてくれるカメラだと思います。

ライカ入門機としての人気も高いこの1台。いまでは型落ちとなってしまいましたが、その分中古市場でも手に入りやすくなりつつあるので、気になる方は1歩踏み出してみてはいかがでしょうか?

ではではノシ

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ライカ Q2
Leica