私は星を見上げるのが好きなのですが,町中だと明るすぎて星なんてほとんど見えませんよね.見えても明るい星ばかりでちょっとガッカリです(T_T)
そこで,そんな気持ちを晴らしてくれるこんなモノを買ってしまいました!
購入したのは,「大人の科学 新型ピンホール式プラネタリウム」です!
そのクオリティの高さから発売前より注目されていた製品です.価格は3500円でした.
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キットを自分で組み立てる必要あり
大人の科学といえば,毎号付いてくる付録を自分で作るというのが恒例となっており,
このプラネタリウムも例に漏れず自分で作る必要があります.
開封したところ,以下のようなパーツが入っていました.
発泡スチロールの方には,
- プラスチックパーツ
- モータ
- 電球
- 電子基板
- 組み立て用ねじ等
が入っていました.一方,ビニール袋には,
- 恒星球の組み立てシート
- 補強・光漏れ防止用シール
が入っています.恒星球については北天と南天を選んで作れるようになっていますが,どちらか一方しか作れません.ちなみに両方作りたい方は,1000円でもう1セット恒星球を購入できるようです.
もちろん,書籍なので本も付いています.もうどちらが付録なのか分かりません(笑)が,書籍の内容も充実していますし,こちらに組み立て方も載っています.
専用の電球が高性能の秘密らしい
このプラネタリウムが注目されていたのは,その星の描画能力の高さにあります.
以前にも,大人の科学ではプラネタリウムを発売していますが,そのときと大きく違うのは光源に使う電球です.
今回の電球は,このためだけに開発されたもので,通常の電球よりもフィラメントが小さく作られています.このため,光源が理想的な点光源へと近づき,より繊細な投影が可能になるようです.
万が一,電球が切れてしまった場合は,500円で新しい電球を購入できるようです.もちろん,市販の電球でも投影できますが,描画能力はぐっと下がってしまいます.
このほかにも,自動回転機構やオートパワーオフ機能なども搭載され,従来機を上回る機種となっています(・∀・)
組み立ててみた!
早速,組み立ててみました.組み立てには,最低限ドライバーが必要です.
説明書きによれば1時間半で完成するらしいのですが,はたして何時間かかるのでしょうか?
機構部を組み立てる
最初は機構部を組み立てるところから始まります.
説明書き通りにギアを組み合わせていくだけなので,特に悩むことはありませんでした.
モータとギアを組み付けたところはこんな感じ.メカらしい感じがカッコイイです.
ギアを組み付けたら,本体カバーと電球のソケットを付けます.
ソケットから伸びるケーブルがギアに干渉しないように気をつけながら作業します.
このとき,しっかりとギアがかみ合っているかを確認しながら作業します.
次に,本体台座の取り付けと電子基板の配線をします.
これも説明書通りに作業すれば問題ありません.
基板は底面にすっぽりと収まります.
これで本体の機構部は完成です.電池(単2を2つ)を入れて動作確認しましょう.
なお,電池は別売りなうえ,単2というあまり使わないタイプなので,忘れずに用意しておきましょう.
モータはかなり静かに回るので,動いているかどうか分かりづらいですが,よく見ればちゃんと動いているかは分かります.
動作についてはスイッチを押す度に,点灯→モーターが回転→消灯+モータ停止の順で遷移していきます.
恒星球を組み立てる
本体の次は恒星球の組み立てです.ここまで順調だっただけにすぐ終わるだろうと思っていましたが,ここから不毛な作業が始まります(´д`)
あまりにも単調で地味な作業だったので,途中写真を撮り忘れてしまいました….
基本的には,折る・貼る・切るの3つを延々と繰り返す感じでした.
ほとんどの作業時間を恒星球作りに費やす中で,唯一撮った途中成果はこちらです.
3時間かけてようやく完成!
ようやく苦労して恒星球を完成させたときにはすでに深夜2時でした….
11時くらいから作りはじめたことを考えると,約3時間の作業です.
説明に書かれていた1時間半とは何だったのか….私が不器用すぎるのでしょうか(^_^;)
というわけで,完成したプラネタリウムはこちらです!
想像していた以上にしっかりとした作りで驚きました.恒星球の大きさだけでも直径約20cmあります.本体と合わせると高さは30cmくらいでしょうか.
星の多さと繊細さに感動!
ようやく完成したプラネタリウムをさっそく点けてみました!
結果はというと,想像以上の星の多さとその繊細さに感動しました.
部屋一面が星で覆い尽くされて,何だか不思議な空間に浮かんでいる感じになります.
少し見づらいですが,写真も撮ってみました.
写真だと見づらいですが,肉眼で見るともっと多くの星が見えます.
特に天の川はとても繊細に描画されていて,思わず「おおっ~!」とうなってしまいました.
個人的には,暖色ではなく白色の電球の方が良かったと思いますが,それは仕方ありませんね(^_^;)
また,当然ですが部屋は真っ暗にしたほうがよりキレイに見えます.というより,少しでも他の光があれば,それだけで星の数がぐっと減ってしまうのでご注意を.
壁に映される星だけでなく,プラネタリウム本体もとてもキレイでした(^_^)v
まとめ
前評判を決して裏切らないすてきなプラネタリウムでした(^_^)/
家庭用プラネタリウムが欲しいけど,本格的なものは買えないという方や,単純にものづくりが好きな方にはおすすめです.ただ,人によっては私のように組み立てに時間がかかってしまうので,作るときは時間の余裕を持って作りましょう.
それにしても,久しぶりに童心に帰れる良い買い物でした.
ではではノシ