スマートフォンを自転車に車載してナビ代わりに使っている方は多いかと思います。
かくいう私も、ROSWHEELのフレームバッグを使ってiPhoneをナビにしてきましたが、いろいろと問題が出てきたので新しい車載方法を開拓することになりました。
そこで、今回紹介するのがTOPEAKのRideCaseというiPhone5専用のケース一体型自転車マウンタです(・∀・)
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見た目は普通のiPhoneケースだけど…
このRideCaseは大きく2つのパーツに分かれています。まずはiPhone5をはめるケース本体。
いたって普通のプラスチックケースに見えますが、背面になにやら怪しげな溝(ガイド)があります。実はこのガイドがポイントなのです(・∀・)
このRideCaseには、ケース以外にも自転車取り付け用のマウンタが付属しています。ケースとマウンタを組み合わせるとこんな感じ。
あとはマウンタ部分を自転車に取り付けてしまえばOKなわけです。
選べる2つの取り付け方
マウンタの取り付け方は大きく2つあります。使用用途に合わせて選べるのでうれしいですね(^_^)
付属のアダプタ+ベルトで固定
1つめの方法は、付属のアダプタとベルト(下写真)で固定するという方法です。
この方法を使えば、ハンドルやステムなど比較的に場所を選ばず取り付けられます。ちなみに、ステムに取り付けるとこんな感じ。
ステムキャップの代わりに装着
2つめの方法が私のオススメする方法なのですが、それはステムキャップの代わりに取り付けるという方法。
文章だけではわかりにくいと思うので写真でご紹介。
このように、ステムキャップの代わりに取り付けることで、自転車と一体化させてしまうのがこの方法。余計なケーブルやパーツがないので見た目的にもスマート!
ケースを装着したときの収まりも良い感じです(・∀・)
地味にうれしい機能もあるよ!
iPhoneを車載できるだけで満足だったのですが、このRideCaseには地味にうれしい機能がいくつかあります。
横向きにも対応
デフォルトでは縦向きに本体を装着するのですが、本体を横にひねると横向きにも装着できます。
使うアプリによっては横向きの方が見やすいときもあるので、こうした機能があるとうれしいですね(^_^)
車載動画が撮れちゃう!
個人的にビックリの機能だったのが、マウンタの傾斜を変えられるということ。
本来は見やすい角度に調節するための機能だと思うのですが、垂直になるまで傾斜を付けるとiPhoneのカメラサイドが正面を向きます。
これができると、iPhoneのカメラ機能を使って車載動画が撮れてしまいます!
アクションカメラに比べると見劣りしますが、ちょっと撮ってみたいなという方にはオススメの機能です。
簡易防水仕様にもできる
基本的にケース自体は野ざらしなので、雨が降ったりするとよくありません。
そこで、この対策として簡易的な防水カバー(下写真)が付属しています。雨の時にはこのカバーをケースにかぶせることで防水にできます。
ただし、あくまでも簡易的な防水なので完璧にiPhoneを守れるわけではありません。また、カバーが濁っているので装着時は画面の視認性が大きく落ちます(T_T)
まとめ
iPhoneを自転車に車載したい方には、個人的にはベストの選択肢ではないかと思います。iPhoneケースとしても普段使いできるくらいのクオリティです。
また、実際に使って分かった思わぬ恩恵として、夏場の熱問題がありました。
過去に紹介したROSWHEELのフレームバッグでは、iPhoneを密閉するので夏場はオーバーヒートしてしまいました。それに対して、RideCaseは走行中に風が当たるので、夏場でも温度が上がりにくいようです。
不満な点があるとすれば、マウンタを自転車に装着するときに工具が必須になるということ。もう少し簡単に装着できるとうれしいなぁと感じました。
今回はiPhone5に絞ってご紹介しましたが、Androidスマホでも使えるようにケースだけ別売りもされています。
また、iPhone5Sをお使いの方は5S用のRideCaseがあるのでそちらを使いましょう。見た目はほぼ同じですが、ケースのカメラ部分の形が違うようです。また、防水カバーも付属していないみたい。
とりあえず、私はこのRideCaseのおかげで乗車中の地図確認がずいぶんと楽になりました(^_^) 同じ悩みを抱えている方は是非使ってみてはいかがでしょうか?
ではではノシ
2015.3.1追記
今ではiPhone6,6Plus対応のモデルが出ています。試してみたら良い感じだったので、気になる方はこちらの記事もご覧くださいm(_ _)m