今年はEOS R6も購入し、手持ちのカメラグッズも多くなった1年でした。
これまで、カメラの収納にはタッパーなどの簡易的な保管庫を使っていましたが、これを機にちゃんと環境を整えようと思い、こんなものを買いました。
ということで、今回紹介するのは、ハクバの防湿庫「KED-40」です。本格的な防湿庫を買うのは初めてなので、使い勝手が気になるところです。
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開封してみた
さっそく開封してみたところがこんな感じ。筐体は金属製でがっしりしています。大きさはW358×H400×D315mm、内容量は40Lです。
前面はガラス張りなので、機材や湿度を扉を閉じたまま確認できます。ちゃんと鍵もかけられるので、防犯対策としての用途でも使えそう。
扉の内側にはパッキンが付いているため、密閉性は問題なさそうです。ガタつきもなくしっかりした作りで、さすがハクバだなという印象。
2階建てでたっぷり入る
続いて庫内を見ていきます。この防湿庫には天板が付属しており、庫内を上下に仕切れます。
天板の位置は段階的に調整できるので、収納する機材に合わせてレイアウトの融通が効くのも嬉しいポイント。
ちゃんと底に敷くクッションマットも付属しているので、デリケートなカメラ機材にも優しい設計です。
除湿機は電動式
この防湿庫は電動式の除湿機が付いています。防湿剤の交換など、面倒なメンテナンスの頻度は少ないので楽ちんです。出力は庫内右上のダイヤルで調整できます。
上写真の通り、出力調整のみで湿度を指定することができないので、ちょうど良い湿度で落ち着くように手動で調整する必要があります。
除湿中はダイヤル上の赤ランプが点滅するので、見た目に稼働中か分かりやすいのは便利ポイントです。
機材を入れてみた
さっそく手持ちの機材を入れてみました。
写真だとわかりにくいですが、下記の機材が入っています。
- RF24-105mm付きのEOS R6
- EFS24mm付きのEOS 80D
- 交換レンズ(ズームレンズ)2本
- コンデジ1台
1階分をほぼ占有はしますが、大口径レンズ付きの一眼本体でも問題なく収納できます。スペースを有効に使うためにも、レンズは立てて入れるのが基本になるかなという印象です。
ともあれ、手持ちのカメラとレンズを全てしまうことができたので大満足です(・∀・)
しばらく使ってみた感想
購入から1ヶ月ほど使ってみた感想です。
除湿力は高め
気になる除湿力ですが、冬のこの時期ならレベルを弱にして湿度40%前後になりました。
試しにレベルを上げてみたところ、湿度20%近くまで落ちることがあったので、除湿力は高めだと思います。これなら梅雨の時期でも安心です。
庫内がちょっと見にくい
この防湿庫は高さがなく庫内照明もないので、床置きだとちょっと中が見えづらいです。ある程度、庫内で機材の定位置を決めておかないと、取り出しにくさを感じてしまうかも。
これについては、よく使う機材を上段に置くことである程度は解決できます。また、自作でLEDテープを仕込むなんて裏技もあるようです。
まとめ
防湿庫が欲しいけど大きすぎるのはちょっと…という方にはオススメの1台です。
動作音もほぼ無音なので、生活スペースに置いておいても気になりません。電源が必要という点で設置場所の制限はありますが、それがクリアできれば快適に使えます。
一眼レフ本体は、2台までがレンズ付きで収納できる限界かなという印象なので、カメラ本体の買い増しなどを考えている場合は、より大きなサイズを買った方が、後々は良いと思います。
カメラの保管にお困りの方は、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか?
ではではノシ