今回は私の撮影機材のなかでもお気に入りの1品のご紹介です。
Canonの一眼レフ用カメラレンズ「Canon EF 50mm f/1.8 Ⅱ」です。
ヤマダ電機にて約9000円で購入しました。
このレンズは一眼レフユーザーからはよく知られたレンズで、別名「神レンズ」・「撒き餌レンズ」とも呼ばれています。
なんだか褒めているのか、けなしてるのか分からない感じですね(^_^;)
では、このレンズがなぜそう言われるのか検証していきましょう!
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どんなレンズなの?
このレンズは「単焦点レンズ」と呼ばれるレンズで、ズームをすることができません。
つまり、決められた画角で撮影するしかないので、やや上級者向けのレンズです。
しかし、単焦点レンズは一般のズームレンズと比べると映像の質が高く、キレイな写真が撮れると言われています。
中でもこの「Canon EF 50mm f/1.8 Ⅱ」はF値が1.8と明るいため、バックをぼかした写真が撮りやすく、一眼カメラの醍醐味を味わえるレンズです(・∀・)
しかも、この性能にして実売8000円~9000円という破格の安値がついていることから、単焦点レンズの入門として非常に人気があります。
軽くてコンパクト!
レンズそのもの見た目は以下のような感じです。
(写真では別売りのレンズプロテクターをつけています)
外装はプラスチック製で、かなりチープな感じがあります。
高級なレンズからただようオーラは全くありません(^_^;)
しかし、その分小さくて軽いレンズです。
EOS kiss x6iのダブルズームキットに付属のレンズと比べるとその小ささが分かります。
写真は右から順に「EF 50mm f/1.8 Ⅱ」・「EFS 18-55mm」・「EFS 55-250mm」です。
標準ズームレンズといわれる「EFS 18-55mm」の約3分の2程度の高さですね。
また、その軽さも突出しており、実測では120グラムの重さでした。
ちなみに「EFS 18-55mm」は195グラム、「EFS 55-250mm」は390グラムでした。
やはり、余計なズーム機構を内蔵していない分、軽いみたいです。
良いところ
このレンズの良いところは、
- コストパフォーマンスの高さ
- 軽量でコンパクト
ということにあると思います。
特にコストパフォーマンスの高さについては、性能に対して価格があまりにも安いので、単焦点レンズデビューを考えている方にはおすすめです(^_^)/
特に私は距離の近い被写体を撮影した時の背景のボケ味が気に入っています。
また用途にもよりますが、軽量でコンパクトなことは大きなポイントだと思います。
これだけ軽量なら散歩にも持ち歩けますし、なんといっても疲れにくいですからね。
悪いところ
悪いところを挙げるとすれば、以下の点です。
- 作りがチープ
- APS-C機ではやや使いづらい
まず、一番気になるのは作りのチープさです。
この値段なので仕方ないといえば仕方ないのですが、カメラ本体とのアタッチメント部までプラスチックなのは不安があります。また、カメラ本体との見た目のマッチングも機種によってはイマイチかも知れません。
そして、もしお使いのカメラがAPS-C機の場合、このレンズを使うと焦点距離が約80mmとして写ります。80mmというのは望遠レンズの域に入ってしまうので、近くのものを撮るには少し使いづらいと思います。
もしフルサイズ機をお使いの場合はその心配はありません。
まとめ
総合的に判断すると、このレンズは買って損はしないと思います。
ただ、単焦点レンズなので初心者には扱いづらいかも知れないというのと、APS-C機では思った構図でとれないと言うことがあるかも知れません。
この性能でこの値段というのは確かに「神レンズ」という名にふさわしいと思いますし、このレンズを機にもっと色んなレンズを試してみたいと思う意味では「撒き餌レンズ」という名もふさわしいと思います。
かくいう私も次のレンズを探してネットショップを巡る毎日です(笑)
「Canon EF 50mm f/1.8 Ⅱ」による作例
最後に、私がEOS kiss x6iにこのレンズを装着して撮った写真を貼っておきます。
何かの参考になれば幸いです(クリックすると大きいサイズで開きます)
私はまだまだ初心者なので、クオリティについては大目に見てください(^_^;)
この記事の製品はAmazonでも購入可能
※本記事で紹介したレンズの後継モデルになります