この時期の自転車ライドの大敵といえば、やはりその暑さだと思います。安全に楽しく走るためにも熱中症対策としてできる限りのことはしておきたいです。
特に最近では、水分補給や補給食による口からの対策だけでは不十分だと実感するようになりました。
熱中症対策の基本はやはり体温を上げないこと。車のエンジンに冷却装置が付いているように、自転車のエンジンである身体にも何かしらの冷却装置が必要なんじゃないかと思いました。
ということで、さっそくそんな冷却装置(?)を買ってまいりました。
今回紹介するのは、「マジクール」というネッククーラーです。水に濡らして首に巻くだけで長時間冷たさが持続するというまさに冷却装置にぴったりのアイテムです(・∀・)
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水を吸ってむくむく膨れる!
さて、どんなすごいものが入っているかとワクワクして中身を取り出したところ、入っていたのは1枚の布きれ。これを首に巻いて使うようです。
こんなものでホントに首元を冷やせるのか?なんて疑問に思うところですがご心配なく。
これは中に吸水性ポリマーが入っており、それが水を吸うことでむくむくと膨れます。
さっそく水を吸わせてみるとこんな感じ。あの薄っぺらい布からは想像できないくらいの水を吸います。手に持った感じもかなりずっしりです。ポリマー恐るべし。
これだけ水を吸っているので、手で軽く握ると中から水がじわーっとしみ出してきます。このしみ出る水で首元を冷やしてくれるわけですね(^^)
首に巻いてみる
むくむくに膨れたものを首に巻いた様子はこんな感じ。マジックテープで止める感じになるので、首の太い人でも大丈夫そうです。
使い方としてはこれだけなのですが、肝心なのはホントに効果があるのかどうか。というわけで、これを付けてさっそく走りに出てみました。
もう夏は手放せなくなりそう
これを付けて走ってみた感想ですが、それはまさに快適の一言です。
そしてこのマジクール、おそらく自転車とすごく相性が良いです。
ただ首元が濡れているだけでは体温でぬるくなってしまい冷却効果も薄れてしまいます。しかし、自転車で走っていれば常に首元に風を受けるため、水が冷える+気化熱で首も冷えるとかなりお得な感じになります。
実際、走っている最中はずっと首元がひんやりしていて快適でした。結果として汗の量も減ったので、飲み物の節約+脱水症状の防止にもつながったと思います。
まとめ
最初はホントに効果があるのか疑わしかったのですが、使ってみるとその効果に驚きました。もちろん、効果の感じ方に個人差はあると思いますが、少なくともないよりは涼しいと感じると思います。
また、乾いてきたら水で濡らせば復活しますし、逆に乾かせば繰り返し使えるという点も経済的でグッド。お値段も800円弱とお手頃なので、持っておいて損はなさそうです。
それにしても、実際に体感してみて身体を冷やすって大切なんだなぁと実感しました。特に熱中症対策には、大きな血管の通っている部位を冷やすことが大切みたいです。
ということで、私は今年の夏はこれとともに乗り切ろうと思います。
ではではノシ