こんにちは。よっさん(@mono_diary)です。
通勤や運動中に音楽を聴いている方も多いと思いますが、ヘッドホンだと車の近づく音や、電車のアナウンスを聞き逃してしまうなど、若干の不便を感じることがあります。
特に運動中は汗もかくので、耳の中が蒸れて不快に…なんてこともあるのではないでしょうか?
かくいう私もそのタイプなので、いま一部で流行っている骨伝導ヘッドホンを試してみることにしました。
ということで、今回紹介するのはSHOKZの「OPENRUN」です。決して万能ではないですが、用途を選べばとても快適なヘッドホンなのでした(・∀・)
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骨伝導ヘッドホンって何?
さっそく開封してみたところがこんな感じ。一見するとヘッドホンに見えない姿形をしています。重さも公称で26gと超軽量です。
そもそも、骨伝導ヘッドホンとは何かと言うと、「鼓膜ではなく骨を通じて音を伝えるヘッドホン」です。普通のヘッドホンは、空気の振動で鼓膜に音を届けていますが、骨伝導ヘッドホンは耳の骨を振動させることで音を伝えます。
その仕組み上、ヘッドホンのように耳を覆ったり、イヤホンのように耳穴を塞いだりする必要がありません。そのため、ヘッドホンを付けてても普通に外の音は聞こえ、耳の中が蒸れることもないというメリットがあります。
本体をもう少し細かく見てみましょう。操作系はすべて左右のユニットに付いています。右耳側には電源ボタン兼音量のUP/DOWNボタンが付いています。
左にある接点は充電端子です。OPENRUNはマグネット式の専用の充電端子で充電します。
防水のための構造だと思いますが、付属のケーブルでないと充電できないのがちょっと不便かも。ちなみに、付属のケーブルはUSB-Aです。ここもちょっと時代遅れ感を感じますね。
左側にはマルチファンクションボタンが付いています。主に音楽の再生/停止などに使います。
機能面はいかに?
このヘッドホンは機能面もそこそこ充実しています。
まず、通信方式はBluetooth5.1で、使用している感じでは非常に安定しています。また、IP67の防塵・防水仕様なので雨や汗による濡れ・汚れでもへっちゃらです。
連続使用時間もフル充電で8時間と長め。急速充電すれば、10分間の充電で1.5時間も使えます。運動用途であれば、準備している間に充電しても十分持ちそうですね。
他にも、内蔵マイクが搭載されているので通話も可能です。わざわざスマホに持ち替えなくて済むのは便利そうですね。
使ってみた感想は?
付け心地は抜群
先述したとおり、このヘッドホンは26gと超軽量です。実際に装着しても、ほぼ重さを感じないくらいに軽いです。締め付けも強すぎることがなく、それでいてしっかり固定されるので付け心地はとても良いです。
運動中などは付けていることも忘れる位なので、普通のヘッドホンだとうっとうしくてイヤという方にはぴったりかもしれません。
音質はこだわらなければ十分
ヘッドホンというからには音質が気になりますが、実際に使ってみた感想としては「こだわらなければ十分楽しめる」という感じです。
仕組み上、耳を塞がないのでどうしても低音が劣ってしまいますし、外音もそのまま聞こえます。音楽に集中するというより、環境音として音楽を流しておくという感覚で使った方がよいです。個人的には、Podcastやオーディオブックなどの人の声を聞くコンテンツの再生がとても快適でした。
また、音量についても耳穴を塞がない割には結構大きくできます。最大にすると本体の振動がビリビリ伝わってきますが、中間くらいの音量でも聞き取るには十分です。これにはちょっと驚きました。
場所は選ぶかも
こちらも骨伝導のデメリットの1つですが、外音がそのまま聞こえるので、あまりにも周りがうるさい場所では音楽が聞こえなくなります。
例えば、電車の高架下など特に低温のノイズが多い場所だと顕著です。一方、それなりに静かな場所であれば快適に使えるので、メインの使用環境を考えてからの導入がよいと思います。
まとめ
ちょっと変わり種の製品ではありますが、用途と場所を選べばとても快適に使える一品です。特に、
- 通勤・通学で徒歩の時間が長い人
- 運動中に快適に音楽を楽しみたい人
- 普通のヘッドホン・イヤホンが耳に合わない人
にはオススメのヘッドホンだと思います。私が買ったのは中級モデルですが、これ以外にもエントリーモデルやハイエンドモデルなど、商品展開が幅広いので、自分に合うモデルを探してみるのも面白いかもしれません。
普通のヘッドホン・イヤホンに不満がある方はぜひ買ってみてはいかがでしょうか?
ではではノシ